2013年5月31日金曜日

5月26日(日)@遊音堂

5月2回目の練習です。合唱祭の本番まであと2回の練習を残すのみ。先生のご指導にも熱が入ってきましたし、聞き漏らしてはいけないので、前回の鷹岡さんを見習って練習を録音。これで練習が終わったあと、いつ記憶喪失になっても大丈夫です!v(^^)v

今朝は体操の後、長くお休みされていた木戸さんの復帰を祝い、花月先生の歓迎の歌から始まりました。今日はたまたま一番前で聞かせて頂きましたが、朝から、しかもいきなり物凄いボリューム!大音量のサラウンドスピーカーの前に座ったようなもので、一気に目が覚めました。でも人間の生の声というのは不思議で、機械音と違い大きな音でも耳には心地よく響いてきました。
今日は発声練習を飛ばして”二度とない人生だから”の後半から。
ラストに向かって徐々に盛り上がっていく部分で、レガートにするところ、はっきり言葉をたてるところ、感情の込め方、そして口の開け方と、要所で細かい指示が飛んできます。ここ2回ほど、先生の指揮を見ながら歌うようにしていますが、それらの指示がすべて指揮に表されていて、自然に導かれていくようです。(ただちゃんと出来ているかどうかは別問題。。。><)

この曲の最後にかけての一番の盛り上がりでは、どんなにしんどくても、しんどいまま歌うのが大切なのだそうです。そうすることで、お客さんに私たちの気持ちが伝わる。だから楽々と歌ってはいけません。と言って怒鳴らないように!さらに、

「最後の”あ~”のところは、曲が終わってもお客さんの脳ミソに”あ~”が残るようにしっかり歌って下さい!」

丸い口で「お~」が混じっているようなイメージで「あ~」というのがポイント。最後はバッチリ決めましょう!

練習の途中で、先生が面白いことを仰っていました。舞台で緊張したときの対処法です。オペラ業界で言われていることだそうですが、

「曲がりきれないカーブがあったら加速しろ!」

危なくないですか???と思いましたが、曲がりきれないカーブで減速して曲がれても当たり前。でも、「曲がりきれないところで加速して道から外れたほうがお客さんは喜ぶ」のだそうです。ここで先生が言いたかったことは、トライしなさい、ということのようです。

「私には無理や、というところがあったら、一歩前に出て下さい。」

聞いていて思ったことですが、これは舞台だけでなく日常の中でも言えることではないでしょうか?トライしないでやり過ごすよりトライして進むほうが失敗しても面白い。いざという時にはアクセル全開で進んで行きましょう!p(^^)q
でも、実際にハンドルを持ったときは、曲がれるか曲がれないかは、もうちょっと手前で判断したほうがいいとは思いますが。。。^^;;;

ところで、録音を聞いていると、練習している気分になってなかなかブログが進みません。。。中でも先生の声がとてもよく響いて、目を閉じて聞いていると、遊音堂にいて、そこで先生が話されているかのような錯覚に陥ります。そして先生の合図で皆さんが歌っているのを聞いていると、夜にも関わらず一緒に歌ってしまっていました。この曲だからかもしれません。アルトの浅田さんが、「最後に通して歌ったときには、段々泣けてきた。歌えば歌うほど良い曲だと思います。」と言っていたのですが、本当にゆっくり、ジワジワと心に沁みこんでくるようです。

また今日は、見学の方がお二人も来て下さいました。最後に感想をお聞きしたところ、「楽しくて笑っていたんですが、最後は泣いてました。」今日は泣く人が多いですね。
お二人とも即入団。早速7月の練習から参加してくださるとのこと。本当に頼もしい限りです。来年に向けて一人でも多くの方に参加して頂きたいです。
6月には一万人の第九の申し込みも始まります。もともと、第九を通じてこの合唱団がスタートしたわけですから、こちらも外せません。忙しくなりますが、アクセルをしっかり踏み込んで行きましょう!

さて、来月の練習は本番を意識して、場所を変えての練習となります。間違わないように気をつけて下さいね。本番通りに並んで衣装をあわせて雰囲気を見てみたいと思います。グランドピアノのある練習室で、音もよく響きますので、きっと歌いやすいと思います。Tシャツも忘れずにお持ち下さい。
今日は指揮者風の構え!
そういえば今日は「誰の真似でしょう!」クイズはありませんでしたが、
「カラヤンならこう降る!」というお話が。まずは教育から?
クイズはやっても無駄と、とうとう気づかれたのでしょうか???
合唱祭まで休憩中も説明があり、真剣な眼差しの団員の皆さん。

では、次回、6月9日にお目にかかります。

by Tomoko

お知らせ
6月1日(土) 豊能町のユーベルホールで花月先生のコンサートがあります!14時開演!
         ピアノ伴奏は団長の日比野さんです!➡案内はこちら
6月7日(金) 4時から西来寺で念仏コンサートです!

2013年5月19日日曜日

5月12日(日)@遊音堂

ゴールデンウィークも終わり、お休み気分が抜けきるか抜けきらないかというこの日レッスンがありました。

昨日までの雨模様の天候から一転、清々しくまさに「新緑」と呼ぶににふさわしい天候となりました。やはり先生「晴れ男」ですね!!

実は今日の練習、私ICレコーダーで密かに録音してました。先生の日ごろの練習の様子をお伝えするのに少しでも役立ってくれる(?)はずなんですが・・・。

練習の始まりは、ちょっと久しぶりのストレッチ体操から(^o^)//。体の目覚ましはこれでOK!歌う準備が整いました。

そして、発声練習。先生のちょっと音をとばす発声にもすっかり慣れて、しっかり準備が出来てついていけました。これには、先生も感心しきり・・・。

今日もまずは「サリマライズ」の練習から。何と1回通して歌ったら、「ようなった」との言葉が・・・。まさかの一発OK。

そして、合唱祭で歌う「二度とない人生だから」」の練習へ。ここで先生から重大発表。「当日は暗譜で歌います」と。フレーズごとの歌いだしの歌詞が同じなので、そのあとの歌詞の順番がごっちゃになりそうですが、頑張って覚えましょう!!

今日の練習をいれて残り3回。ということで熱の入った細かい指導。

「二度と」の「ど」にアクセントをおかない、「人生だから」の「だから」はつなげてレガートに歌う、子音の発音はビートの前でそして「まず一番」の「い」を指揮を見て同じタイミングで歌う、最後は感動的なクライマックスに向けて歌い上げるなどなどかなり高等な細かいテクニックを伝授していただいての総仕上げの段階に入ってきました。一度歌えても次同じところを歌うと歌えなくなっている(>-<)という私たちにとても根気強く一つ一つ解釈を教えていただき、丁寧に繰り返しての練習の積み重ねでした。

でも、「僕の言ったことは忘れてもいいから、必ず指揮を見て歌うようにしてください」とおっしゃられました(^^)。

そうなんですよね。指揮の中にすべてが表現されているんです。新しく入られた方も多くなかなか楽譜を外して指揮を見るというのは難しいことかもしれないです。
多少の歌詞の間違い、音の違いは恐れることなく、指揮をしっかり見て心をこめて曲を歌い上げるようにしていきたいですね。

練習が横道にそれることはほとんど無かったのですが、ほんの少し笑いのエッセンスも混ぜてくださいました。
なぜか、桂枝雀さんのものまねもあったりしつつ、もう恒例となった指揮者のものまねクイズ(^o^)/。いつもは「サリマライズ」の練習のときにされるので、今日はないのかなと思っていたところで、やっぱり期待を裏切ることなくありました(^^)。

今日の答えは『サー・ゲオルク・ショルティ』(これも録音のおかげ)

とは言われても私も含めて団員の頭の中は「それって一体誰?」でいっぱいでした。先生のご期待に添えられるようになるにはまだまだ時間がかかりそうです。気になった皆さん是非インターネット検索&動画を見てください(^-^)。

最後の方私自身は立って歌っていたのですが、座って歌うよりも声がよく出て指揮との一体感もあり、ちょっとした充足感も得られました。「歌う」ってこういうことなのかなとあらためてふと思いました(^^)。

練習終了後、合唱祭でのステージ衣装の話がありました。花柄Tシャツの下に着るものについてでしたが、結局自由ということになりました。団員の個性が出そうでなかなか面白そうです。せっかくのフェスティバルなんだし、私たちの合唱団デビューも飾る日。思い思いに楽しみたいですね(^o^)。

そして、ランチ会へ。人数はいつもより少なめでしたが、その分先生との距離もより近くで楽しめました(^o^)。


この日の先生は、とっても上機嫌(^o^)!!すでに飲む前から出来あがっていたような気がします。

いつになく饒舌で周りの温度が少し下がるようなおやじギャグも飛ばしてました(^^;)。

そして、こんな至近距離で杉良太郎も真っ青の流し目で見つめられたら、女性陣はきっと心の中にハートマークが飛びかい、おちてしまうかもしれませんね。。。


次回は5月26日(日)遊音堂での練習です。合唱祭まで残り2回、いよいよ本番が近付いてきました。皆さん体調には十分気をつけて明るく楽しく適度に力を抜いた一生懸命さで臨みましょう!!

Written by Makiko Takaoka



2013年5月3日金曜日

4月28日(日)@遊音堂


4月も終わりというのに、肌寒い日が続きます。例年なら半袖でもおかしくない気候なのですが、今年はまだ上着が手放せません。と思っていたら、今日の花月先生は結構薄着。(先生は普段から比較的薄着です。) なんだかちょっと寒そうな気もしましたが、先生は今年の1月から米原にお住まいを移されたところ。きっと大阪は暖かいのでしょう。
さて、Coro Fioreの新しいチラシが出来ました!合唱団のロゴも入り、花月先生の写真も前のバージョンからガラリと変わりました!こんなに楽しそうに指揮されている先生の写真を見たら、入りたくなること間違いなし!!!来年の芸文でのコンサートに向けてメンバーが増えるよう、張り切って宣伝しましょう!p(^^)q 【お知らせ】を御覧ください)

その前に6月は合唱祭ですが、少しずつ衣装が決まってきました。どこの合唱団でもそうですが、やはり衣装は大切ですよね。大きな舞台ですし明るく楽しい雰囲気になるようにしたいですね。衣装決めのために、この日は少し早めに集まって頂きましたが、やはり短時間で一度に決めるのは難しかったようです。まだ少し時間がありますから、もうちょっと考えてみましょう。実際にTシャツと合わせて見てみるというのもいいですね。

10時を過ぎて練習開始。今日もオーソドックスな発声練習から始まり、上がったり下がったりの忙しい発声に、仕上げはいつものマメマメ~~♪ここからすでにレガートで繋ぐ練習です。

今日の練習曲:
サリマライズ
二度とない人生だから

サリマライズは、パート毎に丁寧に音取りの復習をしてくださり、ひと通り曲が終わったところで、「ようなった!」とお褒めのお言葉。v(^^)v
そして、もうすでに恒例となった、例の質問が!

「今日の指揮は誰の真似でしょう?」

今日は二度ものこの質問が出てきましたが完敗。2回目の時に「これはわかるやろ~!」と言われても、みんなの頭は「???」という状態。答えは「佐渡裕!」

もしかしたら、これは分かったかもしれない…。でも、どこでこの質問が出るか予測できないところも難しい!というより一杯一杯なんです!!!(><)
先生が一人でご満悦、というコーナーになりつつありますが、一度くらいは「◯◯さんの指揮です!」と答えて、先生に「ブラボー!」と言わせてみたいですね。誰か頑張って下さい!

次は、『二度とない人生だから』
こちらは合唱祭で歌う曲ですから、さらに丁寧に。特に、出だしを何度もやり直しました。
先生曰く、

「上手か下手かは出だしで決まる!」

だからと言って頑張りすぎてもダメ。最初はメゾピアノで優しく入り、後半になるに従って徐々に盛り上げて行くのがこの歌の醍醐味です。

言葉の上では、フレーズの最後で音が動くところを丁寧に。たとえば、

”二度とないじんせいだから”の”だから”
”みぢかなものたちにできるだけのことをしよう”の”しよう”
”こころゆたかに接してゆこう”の”ゆこう” などなど。

ですが、出だしの”二度とない人生だから~”に続く次のフレーズの最後の”だから”が思うように出来なくて何度もやり直しをしました。繰り返すうち、あまりに出来ない私たちにしびれを切らしたのか、最後は思い余って先生が、

「前の“じんせい”からしっかり続けて!大丈夫や、少々息止めても死なへん!死んだらタダでお経あげたる!」

この一言で、皆の緊張した面持ちが一気にほぐれて大爆笑に。妙に信憑性があったのは先生が本当に浄土真宗の住職でいらっしゃるからでしょうか?しばらく練習が中断するほどパンチの効いた一言でした。
そういえば、新しいチラシに合唱団の特典が書かれてあったのですが、皆さん手書きで足しておきましょう!

特典4 タダでお経をあげてもらえる!

それはさておき、合唱祭まで練習は後3回。さらに来年の演奏会のことを考えると、他の曲も仕上げていかなければいけません。これから忙しくなりそうですね。でも、良かった!と言えるように頑張っていきましょう!
今日も中華で大盛りランチです。
こちらのテーブルも大盛況
今日は写真が少なかったので、特別に練習後の花月先生のショットをもう1枚!
よっぽどお腹が空いてたんですね。
次回は5月12日(日)。もう少し暖かくなっていることを期待してます。
その前に5月3日(金)は先生の念仏コンサートの日ですね。ちょうどゴールデンウィークと重なって、たくさんの方が行かれるのではないでしょうか?暖かくなるといいですね。

では、皆様、また遊音堂でお目にかかりたいと思います。

By Tomoko